明日が夢無二の彼方に青々と 名残りの塔も母に抱かれ

「あすがゆめむにのかなたにあおあおと なごりのとうもははにいだかれ」

タグ企画でお届けした一首です。カストルム・フルーミヌスの向こうにこんな風景があったんですね、本当に綺麗~~!
ドマ町人地ではない、棚田の緑と空の青色、そして無二河の穏やかな水面がとても美しく、そこにある無骨なカストルム・フルーミヌスの異質さがとても印象的な写真でした。帝国の支配から解放された今、ドマの人々の目にカストルム・フルーミヌスは景観を損なう生々しい戦の傷跡にしか映らないでしょう。しかし時間が経ち、ドマがかつての暮らしを取り戻していくにつれ、その異質さも少しずつ薄れ、帝国式の名称もいつかただの記号として受け入れられていくのだろうな、という印象をこの写真から受けました。時間薬とでもいうのでしょうか、母なる無二河の流れを背に、苦しかった時代が風化していきますようにという願いを込めて。

素敵なお写真をありがとうございました!

(撮影:Anacosta Maroon様)


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