宛先も無く咲き誇る愛として 証し続けるそれとは知らず

「あてさきもなくさきほこるあいとして あかしつづけるそれとはしらず」

Twitterタグ企画でお届けした一首です。アラミゴ王宮の屋上庭園は哀しくも美しい。この花々は、テオドリックが暴君・廃王と呼ばれるに至る前、王妃との幸せな時間が確かに存在していたことを証し続けているのですよね。ただそれはかつて咲いていた花ではもう無いし、愛の宛先であった王妃も今はいない。それでもなお花は変わらず枯れては咲き続ける、そこにあるのは美しい祈りだと思うのです。この場所をお選びになった笙衣様のお心と花の美しさを重ね合わせ、想像で詠んだものになりますが、お気に召していただけてとてもほっとしました。美しいお写真をお預けいただき、ありがとうございます。

 

(モデル・撮影 紫憂笙衣様)


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