明日知れぬ誰のものでも在らぬ眼が 強かに射る生きて戻れと

「あすしれぬだれのものでもあらぬめが したたかにいるいきてもどれと」

Twitterのタグ企画でお届けした一首です。ラールガーズリーチの天幕を背景に、この強い眼差しを送る意味を考えた結果、やはり戦の前という空気がぴったりだなと。光の戦士もただの人間なので、戦場ともなれば自分の目も、手も届かないところで人は簡単に死ぬ。救えない命は救える命より圧倒的に多い。その重さをよく存じておられるであろうキャラ設定をお伺いしていたので、ラウバーンの台詞にもあった「戦とは兵の命を掴んで火に投げ入れるようなところがある」という言葉を思い出しながら詠みました。それでも、ひとつでも多く死なせないために死力を尽くすという強い決意のようなものを、この眼差しに見た気持ちです。勇壮なお写真をありがとうございました。

(モデル・撮影 ニカ様)


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